キャンプ初心者が、イチから道具を揃えるのって、かなり大変です。
キャンプを始めたいけど、何から揃えれば良いかわからないという人が、とても多いと思います。
そして色々調べた結果、結構たくさんの物が必要な事がわかって「やっぱ無理かも」なんて思うかもしれません。
実際に私も道具を買うまでは、「キャンプなんてお金持ちしかできないじゃん」って思ってました。
道具を全部揃えるってスゲーなと。
でも調べてみると、意外とコツコツ買い足している人が多いんですよね。
キャンプをするために、何が必要なのか、何から揃えていくと良いのかを解説します。
キャンプをするために必要なものは?最初は何も持っていなくてもOK
キャンプに必要なものと言うと、テント、寝袋、BBQコンロetc・・・色々思い浮かびますよね。
でもぶっちゃけ、最初は何も持ってなくて良いです!
こんなこと言うと、元も子もないなんて思われてしまうかも知れませんが、行きたいと思ったらすぐに行った方がいいと思います。
道具が揃うまで待っていたら、キャンプ熱が冷めてしまうかも知れません。
でも、道具もないのにどうやってキャンプするか?
コテージ泊や常設テント泊をしたり、全部レンタルで済ませちゃっても大丈夫です。
うちも全部揃うまで2年くらいかかりましたが、その間はコテージ泊や常設テントを利用して何度かキャンプに行きました。
キャンプ道具は総額いくら?何から揃えれば良い?
安いもので揃えようとしても、必要な道具の数が多いので結構大きな金額になります。
全部揃えると、かかるお金はだいたい20〜30万円にもなります。
我が家は一気に揃えるのが無理だったので、少しずつ買い揃えていきました。
ちなみに、我が家が最初に買ったのは寝袋です。
もちろん寝袋もレンタルできますが、長時間肌に触れる物ですし、他の人が使ったものは嫌だということで一番最初に購入しました。
我が家が買った寝袋はこちら
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コールマン(Coleman) 寝袋 ファミリー2in1 C5 使用可能温度5度 封筒型
寝袋を二つ組み合わせて2人で一緒に寝る事ができます。
うちは4人家族で、当時は子供も小さかったのでとても重宝しました。
今は大きくなったので、1人ずつで使用しています。
食器は最初は家で使っているものとか、使い捨ての紙皿でした。
人によっては「寝袋よりテントだろ」とか「クーラーボックスだろ」という意見があるかもしれませんが、優先順位は人それぞれです。
極端な話、手ぶらでもキャンプができるので我が家のように「自分が必要だと思った物」から買って行くのが良いと思います。
キャンプをするために必要なもの一覧
キャンプを始めるにあたって必要なものを見てみましょう。
ジャンル毎に分けてみてみると、必要なものがわかりやすいです。
テント・寝具
テント | マット |
寝袋 | コット |
ペグ | グランドシート |
ペグハンマー | 室内照明 |
リビング
タープ | テーブル |
イス | ランタン |
キッチン
食器 | 調味料 |
バーナー | ゴミ袋 |
クッカー | 洗剤・スポンジ |
調理道具 | ドライネット |
ジャグ | クーラーボックス |
焚火・バーベキュー
焚き火台 | BBQグリル |
薪・木炭 | 革手袋 |
ライター | 着火剤 |
トング |
上に書いた物が、必ず全部必要という訳ではありません。
ものによっては省けます。
例えば、コットはベッドのように寝る事ができますが、マットでも十分快適です。
また、タープは2ルームテントがあればいらないです。
あまりいないかも知れませんが、焚き火をしないのであれば焚き火道具も一式いりません。
上記は「あったらいいな」という一般的なものを書きました。
だいたいこんな感じですが、それでも一覧で見るとやっぱりキャンプ道具って多いですね。
キャンプのスタイルや種類によって、揃える道具は異なる
キャンプには、色々なスタイルや種類がありますが、それによって揃える道具が多少変わってきます。
ソロキャンプにはロースタイルの人が多いですし、ファミリーキャンプやグループキャンプにはハイスタイルが何かとしやすいかなと思います。
自分にどんなスタイルが合っているのかわからない場合は、キャンプ場で他のキャンパーを観察すると、実際に使っている人を見る事ができるので、とても参考になります。
自分がしてみたいキャンプが見つかると思います。
他にも、
などなど、とても参考にさせてもらいました。
<参考>
我が家の経験で言うと、最初は主にコテージ泊でした。
コテージの前でBBQをするプランでしたが、外灯もなくて夜はとても暗かったです。
当時はLEDランタンしか持っていませんでしたが、隣のコテージでガソリンランタンを使用していて、明るさのレベルが違うとびっくりして、帰ったらすぐにランタンを買いました。
ガソリンだと扱いづらそうなのでCB缶(カセットガス缶)が使用できるガスランタンを購入し、愛用しています。
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その次のキャンプでは、まだテントを持っていなかったので、常設テントのキャンプ場を利用しました。
前回のキャンプ後に購入したガスランタンも大活躍し、快適度がアップしましたが、次はテント欲しいなと思い周りを見ると、2ルームがとても快適そうに見え、これまた帰宅後に2ルームを購入しました。
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このようにキャンプのスタイルによって揃える道具も変わってくるので、まず自分のキャンプスタイルを決めてから道具を選ぶのがポイントです。
ハイスタイルかロースタイルか、お座敷スタイルかなど、自分に合ったものを決めましょう。
道具選びで失敗しないために
買ったけどダメだった、使わなかったって道具は我が家にもあります。
というか全てのキャンパーは、ほぼ全員が経験するかもしれません。
失敗をしないためには、やはり実際に触れて、使ってみるのが一番です。
キャンプ場のレンタルで気に入って購入したのは、ライスクッカーとツーバーナーです。
飯盒炊飯しかしたことなかったので、ライスクッカーでとても簡単に、美味しくお米が炊けるなんてマジで感動しました。
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ツーバーナーは、当時まだ火おこしが苦手で、食事の支度に支障が出るため、安全策として購入しました。
家のキッチンと同じように調理ができるので便利です。
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逆にレンタルしたけど買わなかったものはダッチオーブンです。
いつかは買いたいなとは思っていますが、まだ使いこなせないと思って買っていません。
こんな感じで、実際に使って良かったものと、使ってみたけど必要ないなと思ったものは買わなくて良いと判断できます。
自分に必要なものかどうか考えよう
キャンプの時に実際に試して使ってみると、必要かどうか一番わかりやすいです。
他にも、お店を巡って色々試してみたり、同じものがなくても類似品を見るのも良いと思います。
また、YouTubeや実際使っている人のレビューを見るのも、とても参考になります。
以前と比べて、本や雑誌、ネットなどたくさん情報があるので、キャンプ道具選びで失敗しにくくなりました。
一つずつ買い揃えた方が、道具への愛着が湧く
一気にキャンプ道具を全部買うよりも、一つずつ気に入ったものを買い足していく方が断然愛着が湧きます。
例えば、キャンプで後片付けはとても面倒な作業です。
しかし道具に愛着があると、不思議と片付けも苦ではなくなるんですよね。
次に使うためにキレイにしまったり、メンテナンスも苦ではなくなります。
そして、また使いたくなってキャンプに行きたくなるのも不思議です。
まずデイキャンプから始めよう
全部レンタルして、いきなりテント泊でも良いですが、デイキャンプから始めると道具を使いながら、慣れながら、少しずつ道具を増やして行くことができます。
デイキャンプのメリットとして
- 道具が最小限で済む
- 連休を取らなくても良い
- 設営・撤収がラク
- 調理や火おこしに慣れる
などが挙げられます。
デイキャンプをすることで、キャンプをするときのイメージが多少湧きますし、調理や火おこしに慣れていると、いざテント泊をしても余裕です。
まずは気軽に始められるデイキャンプをしながら、コツコツ道具を集めていくと良いと思います。
まとめ
キャンプ道具って、種類がたくさんあるので、揃えるのはとても大変です。
また、お金もかかるので失敗もしたくありません。
最近は手ぶらでもキャンプができるので、全てレンタルでもOKです。
最初はテント泊ではなく、デイキャンプから始めると道具の数が少なくて済みますし、火おこしや調理に慣れる事ができます。
キャンプには様々なスタイルがあり、自分に合っている、やってみたいスタイルを決めて道具選びをする事がポイントで、キャンプ場では周りのキャンパーをよく観察し、使い勝手など聞いてみるのも良いと思います。
キャンプ道具を全部揃えるまで、時間もお金もかかりますが、コツコツ揃えた道具は宝物になります。
でも、それより何より、道具がなくてもキャンプは出来ます!
キャンプがしたいと思ったら、どんどん外へ出かけましょう!
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