お酒を飲むと、すぐに顔が赤くなってしまうタイプの人っていますよね。
私もまさにそうです。
お酒は好きだけどすぐに顔に出てしまうので、人と飲む時は少し恥ずかしいです。
しかし、そんなアルコールに弱い人たちにとっても、良い時代になりました。
最近ノンアルコールビールの銘柄が増え、選択肢が広がっています。
さらに最近はアルコール度数が1%以下の「微アルコール」飲料ブームがキテいます!
お酒は嫌いじゃないけれどたくさん飲めないって人や、飲み会でお酒が飲める人と楽しみたい人必見。
どんなノンアルコールビールや微アルコール飲料があるのか見てみましょう!
お酒に弱い人にオススメ!微アル、ノンアルが今ブーム。おすすめ23銘柄!
ノンアルコールビールの銘柄って、本当にたくさんあります。
普段、晩酌なんてしないので、知らないうちに「こんなにたくさん種類があるのか」とびっくりしました。
でも、今回色々試しに飲んでみてマジでみんな美味しかったです。
また、昨今の健康ブームでお酒が強い人も、微アルやノンアルに切り替えている人がメチャクチャ増えている様です。
色々銘柄を知っていると、「あのビール美味しいよ」なんて風に、お酒に弱い人が強い人にアドバイスするという逆転現象が起きるかも知れません。
微アルコール部門
微アルコール飲料は、一般的にはアルコール度数1%以下を指しますが、少しでもアルコールが入っているだけでノンアルコールビールにはない味わいがあります。
アサヒ ビアリー
まさにブームの火付け役。
アルコールが0.5%入るだけでこんなに違うの?って言うくらい飲み心地が違いますよね。
舌には苦味が残り、そこがビールっぽさを演出しています。
水っぽさも全然なし。
居酒屋にも置いてありますし、お酒が飲める人と一緒に飲むならコレでしょう!
アサヒ ビアリー香るクラフト
名前通り、ビアリーに香りを足した感じ。
フルーティーなマスカットの香りがしますが、チューハイやカクテルのように甘くないので、食事にも合うと思います。
ビアリーに比べてやや苦味が強いので、ちょっと好みが分かれるかも知れませんが、これはこれでとても美味しいです。
サッポロ ザ・ドラフティ
アルコール度数0.7%とやや高めに設定されていますが、とてもスッキリしていて飲みやすいです。
夏にグビグビいくならこれでしょう。
お酒好きの人からすると「ノンアルっぽい」と意見も多いですが、お酒があまり強くない人にとっては全然満足できます。
ノンアルコール部門
ノンアルコールビールって、改めて調べてみると銘柄が本当にたくさん増えましたね。
今あるノンアルコールビールなら、はっきり言ってどれを飲んでもハズレはないでしょう。
その中で後味やフレーバーなど好みが分かれるので、自分に合ったものを見つけるのも楽しいと思います。
アサヒ ドライゼロ
ノンアルコールビールでは5年連続売上No. 1。
ノンアルの中では、苦味、香りとかなりビールに寄せてきている感じです。
個人的には、ちょっと匂いがキツイかなと思いますが、後味がスッキリしていて、まさにDRYな飲み心地。
夏はドラフティ同様グビグビいけます。
風呂上がりの一杯にもオススメです。
アサヒ ドライゼロフリー
カロリー、糖質、プリン体、人工甘味料がゼロ!
もちろんアルコールもゼロ!
健康診断の数値が気になる方はこれがオススメです。
ドライゼロと比べると、スッキリしすぎていてややパンチ不足かな?
でも、これはこれで美味しいですよ。
アサヒ ヘルシースタイル
カロリー、糖質、アルコールがゼロ。
食後の中性脂肪の上昇を穏やかにする機能がある、特定保健用食品です。
いわゆるトクホっていうやつです。
ビールはやめられないけどダイエットしなきゃいけない人にはオススメです。
味も、ノンアルコールビールの中では一番一般的だと思います。
キリン 零ICHI(ゼロイチ)
お酒があまり強くない人にとっても、ビールといえばキリン。
キリンが傑作と謳うほどの自信作出そうで、ノンアルの中ではこれが一番という人も多いです。
変なクセがなく、後味もスッキリしているので色々な料理との相性も良いと思います。
キリン パーフェクトフリー
カロリー、糖質、アルコールがゼロなのに加えて、脂肪の吸収を抑えて糖の吸収を穏やかにする機能性表示食品です。
ノンアルにありがちな酸っぱさが抑えられていて、ビールに近い味わいです。
キリン カラダフリー
キリン パーフェクトフリーと同じく、こちらも機能性表示食品です。
お腹周りの脂肪を減らすことができたと臨床試験で確認もされていますが、お腹周りの脂肪を減らすなら、飲むのやめて運動したほうが良いような気もします。
味も美味しいとは思いますがやや薄い感じがして、味が濃い食事と相性が良いです。
味が濃い食事+カラダフリーで、摂取する脂肪はプラマイゼロ?な感じかも知れません。
キリン グリーンズフリー
ホームページには「ノンアルをおいしいと初めて思った」と自称するくらいの自信作のようです。
ビールと同じ麦芽・大麦を使用し、香料・甘味料無添加で、より自然な味わいです。
そこが美味しいと思うか、不味いと思うかは意見が分かれるところですが、食事に合わせて飲む分には全然アリです。
サントリー オールフリー
カロリー、糖質、プリン体がゼロ。
健康系のノンアルコールビールといえばコレ!と言うくらい、定番中の定番です。
味のバランスも香りも良いので、人気があるのも納得です。
迷ったらコレ飲んでおけば間違いはないと思います。
サントリー からだを想うオールフリー
こちらも機能性表示食品で、ローズヒップ由来の「ティリロサイド」によって、飲み続けると内臓脂肪が減るそうです。
内臓脂肪が気になるミドルエイジの男性から高い人気を獲得しているそうです。
しかし言わずもがな、痩せたいならビールは飲まないほうが吉です。
それでも、ビールがやめられない人には良いのでしょう。
健康系ノンアルの中ではこれが一番良いという声もあります。
サントリー オールフリー ライムショット
ライムの香りを加えていますが、ライムの果汁は入っていません。
飲み口がかなり爽やかで、後味がとてもさっぱりしていてゴクゴク飲めます。
輸入ビールの代表格であるコロナビールをイメージして作られています。
サッポロ プレミアム アルコールフリー
ビールの味に近づけるべく、工夫に工夫を重ねて作られています。
ビールを飲み慣れていると、やはりノンアル特有の酸味が目立って美味しく感じないという意見が多いようですが、お酒に強くない人にとってはしっかりビールの苦味や香りを味わえます。
サッポロ うまみ搾り
アンセリンの効果で尿酸値を下げることができる機能性表示食品です。
お酒に強くない人にとっては尿酸値なんてあまり心配になりませんが、たくさん飲む人にとってはビールの代わりにしていることが多いようです。
結構効果もあるみたいです。
日本ビール 龍馬1865
麦芽100%にこだわり、かなり本格派のノンアルコールビール。
名前の「1865」は、坂本龍馬が初めてビールを飲んだ年にちなんでいるそうです。
プリン体、添加物がゼロでも、香りや苦味はビールに近いと思いました。
40代50代が子供の頃、バービカンなんていうビールテイスト飲料が売られていたのを知っていますか?
ノンアルコールと謳っていましたが、実際には1%以下のアルコールが含まれていました。
その後、紆余曲折し、2010年に龍馬1865と改称されたそうです。
そう考えると、かなり懐かしい感じがして、ちょっと愛着が湧きます。
日本ビール 龍馬レモン
これはビールと思って飲んではいけません。
苦いレモネードのような味ですが、割と好きです。
ジュース感覚で飲めて、とても食事が進みます。
外国産の微アル、ノンアルコールビール
外国産は、国産にはない重厚な飲み味が特徴です。
パッケージがかっこいいので、ワンランク上のノンアルコールビールを飲んでいるような感覚にもなれます。
ただし、少し価格が高いものが多く、販売している場所も限られるので、ネットで入手するのが確実です。
ブローリー プレミアムラガー
アルコール度数0.9%以下とこちらもやや高めの設定。
実はビアリーが出るずっと前からあった微アルコール飲料です。
私も家でビールが飲みたい時はこれを飲んでいましたが、売っている場所が全然なくて、手に入れるとなるとネットで注文するしかなく、かなりレアでした。
一缶飲んでも全然顔が赤くならないし、お酒に強い人ってこんな感覚なんだなと感動しました。
ノンアルと比べても全然美味しいです。
そして、何よりも価格が安い!
知名度はありませんが、個人的にはビアリーよりもオススメです。
ヴェリタスブロイ
ビールを作ってからアルコールを抜くという変わった製法で作られています。
ですので、かなりビールに近い味だと思いました。
やはり元はビールなので泡立ちが良く、気分的にはしっかりビールを感じることができます。
個人的には国産の方が好みです。
クラウスターラー
大麦麦芽を使った、ノンアルコールのビールテイスト飲料。
本場ドイツで作られ、ワールド・ビア・カップなど数多くの受賞歴があります。
ただし、アルコールは0.0%ではなく、0%表記なので、実際は0.4%くらいあるようです。
ビアー・デザミ
ベルギーのノンアルコールビールです。
ノンアルなのにビン売りです。
オレンジピールの香りが加えられており、後味はスッキリとして、少し甘みがあります。
1本600円以上しますが「良いもの飲んでる感」が味わえます。
海外ビールが好きな人にはオススメです。
番外編(ビール以外の微アル)
アサヒ ハイボリー
居酒屋では、最初はビール、2杯目はハイボールなんてパターンが多いと思います。
私はビール1杯飲みきれず、味を変えるためにハイボールに切り替えるなんて、酒飲みから見たら無駄なことをしています。
でも、ハイボールの味も好きなんです。
このハイボリーが出た時は、まさに自分のために出たんじゃないかと錯覚してしまうくらいありがたいと思いました。
お酒に弱い人が、無理に酒を飲んではいけない理由
お酒に強いか弱いかは、アルコールを飲んだ時に発生するアセトアルデヒドを分解する酵素を持っているか、いないかによって決まります。
参考:NHK−赤くなる人はがんになりやすい?お酒に強い・弱いを決める遺伝子タイプ
よく、「お酒に弱くてもたくさん飲めば酒に強くなれる」なんて言いますが、それはウソだと言う事がわかっています。
アセトアルデヒドを分解する酵素の量は遺伝で決まっているため、たくさん飲んでトレーニングをしても増えないんです。
じゃあなぜ、顔が赤くなりづらくなるかと言うと、アセトアルデヒドに体が慣れてしまったためです。
これって結構危険な事で、アセトアルデヒドには発がん性があるので、代謝されないアセトアルデヒドが体内にあるということは、発がん率が高くなってしまうということです。
飲酒により発生しやすいがんは、胃がん、食道がん、口腔がんです。
若い頃は気合でやり過ごせても、年をとってくると歪みが蓄積し、爆発してしまいます。
なので、「お酒に弱い人は、たくさんアルコールを飲んではダメ」ということですね。
酒は百薬の長なんて大昔から言われているくらい、適量であれば身体に良い事もあります。
しかし、酒に強いと勘違いして量を増やしてしまうと、後でとんでもない事になってしまうので注意しましょう。
微アルコールでもたくさん飲んでしまうとダメですが、ノンアルコールなら大丈夫です。
お酒に強い人でも微アルに切り替える人が増えている
微アルコール飲料がブームになっている背景として、飲めない人がたくさん購入しているだけでなく、お酒に強い人も微アルコール飲料やノンアルコール飲料へ切り替えている事が影響しています。
微アル、ノンアルにするメリット
いくらお酒が人並みに飲めても、飲んだ後は眠くなってしまう人が多いようです。
アルコールの過剰摂取が常態化してしまってはいけません。
また、読書やゲームをしながら飲みたいという人も、微アルやノンアルコール飲料なら大丈夫なので、
ノンアルでは物足りないけど、少しでもアルコールが入っているだけで、お酒を飲む気分が味わえ、仕事の疲れやストレスを解消できるのではないでしょうか?
でも、カロリーの摂りすぎには注意です。
微アルを飲んだら運転はダメ!ゼッタイ
アルコール1%未満でも酒気帯び運転になってしまうので、車を運転する人は要注意!
ノンアルコールビールは、ビール味の炭酸飲料なので、妊娠中でも仕事中でも飲むことはできますし、運転も問題ありません。
しかし、微アルコール飲料は1%未満でもアルコールが含まれているので、酒気帯び運転となってしまいます。
飲んだら運転は絶対ダメです!
まとめ
お酒が強くない人にとって、救世主のような微アルコール飲料。
飲める人とも楽しい時間を過ごすことができると思います。
昔に比べると色々な製法が開発され、ビールと大差ないくらいの味や香りの製品が発売されており、いい時代になったなぁと思います。
学生時代の飲み会に「微アルがあったらどんなに良かったか」なんて思ってしまいます。
お酒が強くない人は、無理してたくさん飲んでもお酒に強くなることはありません。
そればかりか、健康を害してしまうかも知れません。
昨今の健康ブームも影響し、微アルコール飲料の文化は、今後ますます発展していくと思います。
後は、微アルのワインなんか出ると、もっと楽しめるかなと期待しています。
今回、22銘柄の微アルコール、ノンアルコール飲料をご紹介しましたが、色々試してみたい人には「飲み比べセット」も売られています。
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