【甘いものが苦手な方にも大丈夫】しょっぱい系&お酒に合う「おつまみ手土産」特集

「手土産といえば、やっぱり甘いお菓子かな…」

そう思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。

しかし、訪問する相手が甘いものをあまり得意としない方だったり、お酒が好きで「甘いものより、しょっぱいものが嬉しいな」というタイプの方だったりすることも。

そんな時、どんな手土産を選べば喜ばれるのでしょうか?

実は、「しょっぱい系」「お酒に合うおつまみ」にも、手土産として非常に魅力的で、センスの光る逸品がたくさんあるのです。

むしろ、「自分のことをよく分かってくれている!」と、相手に一層喜んでもらえるチャンスかもしれません。

この記事では、甘いものが苦手な方や、お酒を愛する方への手土産選びに悩むあなたへ、自信を持っておすすめできる「しょっぱい系&おつまみ手土産」を厳選してご紹介します。

せんべいやおかきといった定番から、ちょっと気の利いた佃煮、おしゃれなチーズやナッツまで、バラエティ豊かにピックアップしました。

これさえ読めば、もう手土産選びで迷うことはありません!

目次

なぜ「しょっぱい系・おつまみ手土産」が喜ばれるのか?

好みに合わせた心配り

甘いものが苦手な方や、お酒好きの方への手土産として、「しょっぱい系・おつまみ」はまさにピンポイントな心配りが伝わる選択です。

「この人は甘いものよりお酒が好きだから、こんなおつまみを選んでくれたんだな」と、相手の好みを思い出して選んだことが伝わりやすく、特別感を演出できます。

また、最近では健康志向の方も増えているため、甘さ控えめなものを選びたいというニーズにも合致します。

お酒との相性抜群

「しょっぱい系・おつまみ」の最大の魅力と言っても過言ではないのが、お酒との相性の良さです。

ビール、日本酒、ワイン、焼酎など、様々なお酒の味を引き立て、会話を弾ませる最高のパートナーとなります。

家飲みやパーティーなど、お酒を飲む機会に持参すれば、すぐに楽しんでもらえるため、喜ばれること間違いなしです。

チーズ、ナッツ、ジャーキー、珍味などは定番でありながらも、お酒の種類によって組み合わせを変える楽しみもあります。

食事の一品にも

「しょっぱい系・おつまみ」は、お酒のお供としてだけでなく、食事のもう一品としても活躍します。

例えば、ちょっとしたお惣菜風のものや、ご飯が進む佃煮、箸休めにぴったりの漬物などは、忙しい時や食卓にもう一品欲しい時に重宝されます。

特に一人暮らしの方や、共働きのご家庭などでは、手軽に食卓を豊かにできるため、喜ばれることが多いでしょう。

意外性と新鮮さ

手土産の定番といえば、焼き菓子やチョコレートなどの甘いものが多く、「しょっぱい系・おつまみ」は意外性があり、新鮮な印象を与えます。

「こんな手土産もあるんだ!」という驚きとともに、相手の興味を引くことができます。

また、最近ではクラフトビールに合うようなおしゃれなデリや、こだわりの製法で作られた珍味など、多様な「しょっぱい系・おつまみ」が登場しており、選ぶ楽しさもあります。

日持ちするものが多い

一般的に、「しょっぱい系・おつまみ」は日持ちするものが比較的多いという利点があります。

そのため、すぐに食べられない場合でも、相手に気を遣わせることなく渡すことができます。

常温保存可能なものを選べば、冷蔵庫のスペースを気にする必要もありません。

ゆっくりと自分のペースで楽しめるという点も、手土産として喜ばれる理由の一つと言えるでしょう。

では、具体的にどんなアイテムがあるのか見ていきましょう。

定番にして王道!「せんべい・おかき」

日本の心「米菓」の魅力は世代を超えて愛されます。

醤油の香ばしさ塩のキレ海苔の風味ピリッとした辛味など、多彩な味わいとパリッとした食感がたまりません。

選び方のポイント

老舗の逸品

長年愛され続ける老舗のせんべいやおかきは、素材と製法にこだわりがあり、格別の味わい

目上の方への手土産にも安心です。

例えば、草加せんべいや、京都の雅なおかき専門店などをチェックするのも良いと思います。

素材のこだわり

国産米100%使用はもちろん、海苔や胡麻、えびなどの副材料にもこだわったものは風味が豊かです。

坂角総本舖の「ゆかり」のような、えびの風味が凝縮されたものは、お酒のお供としても絶品です。

多彩な味の詰め合わせ

一つの味だけでなく、醤油、塩、胡麻、海苔、ざらめ(甘いですがアクセントに)、唐辛子など、様々な味が楽しめる詰め合わせは飽きさせません

パッケージ

上品な缶入りや、美しい和紙で個包装されたものは、贈答品としての見た目も申し分ありません

お酒とのペアリング

「おせんべい・おかき」なら、ビール、日本酒(特に辛口)、焼酎、緑茶にもよく合います

オススメの「せんべい・おかき」の手土産

銀座あけぼの「それぞれ」

見た目も美しく、一つ一つ味わいが異なるおかきの詰め合わせです。
甘くないものが中心で、お酒のアテにぴったりです。
個包装なので、少しずつ楽しめるのも嬉しいポイントです。

赤坂柿山「柿山セレクト」

素材にこだわった上品な味わいのおかきが揃っています。
特に「慶長」や「慶凰」といった定番商品は、しっかりとした米の風味と絶妙な塩加減がお酒を進ませます。

もち吉「いなりあげもち」

甘じょっぱいお揚げの中にお餅が入った、少し変わり種の一品。
レンジで温めるだけで手軽に楽しめ、日本酒や焼酎との相性が抜群です。

ご飯のお供にも、酒の肴にも。「佃煮・煮豆」

滋味深い味わいの佃煮や、ふっくらと炊き上げられた煮豆は、日本の食卓に欠かせない存在。

上質なものは、普段使いだけでなく、立派な手土産になります。

選び方のポイント

専門店の味

佃煮ならば、日本橋や浅草などにある老舗専門店がおすすめ

昆布、あさり、小魚、しらすなど、素材の旨味が凝縮されています。

薄味で上品に仕上げたものや、山椒がピリッと効いたものなど、お店ごとの特色も楽しめます。

高級煮豆

「丹波黒」のような大粒で艶やかな黒豆の煮豆は、お正月だけでなく、通年で喜ばれる逸品

ふっくらと柔らかく、上品な甘み(甘いものが苦手な方でも、豆の風味と優しい甘さは別という方もいます)が特徴です。

素材の組み合わせ

帆立や牛肉のしぐれ煮など、少し贅沢な素材を使ったものは特別感があります

パッケージ

桐箱入りや、趣のある陶器の壺に入ったものは、高級感があり、贈り物としての格を高めます

お酒とのペアリング

日本酒(特に純米酒)、焼酎(お湯割り、ロック)、白いご飯との相性は言わずもがな

オススメの「佃煮・煮豆」の手土産

新橋玉木屋「佃煮詰合せ」

老舗の味を堪能できる佃煮の詰め合わせ。
あさりや昆布など、定番の佃煮はご飯のお供だけでなく、日本酒や白ワインともよく合います。

浅草今半「牛肉佃煮詰合せ」

薄切牛肉、牛肉そぼろ、牛肉しいたけ、牛肉ごぼうなど、様々な食感と味わいの佃煮がセットになっています。

豆源「おとぼけ豆」

甘くない豆菓子として人気の「おとぼけ豆」。
青のり、海老、きざみ海苔の3種類の風味が楽しめ、ビールや焼酎のお供に最適です。
カリカリとした食感もたまりません。

おしゃれで風味豊か。「チーズ・燻製(くんせい)」

ワインやウイスキーがお好きな方には、チーズや燻製品の詰め合わせが大変喜ばれます

近年は国産のクラフトチーズ工房も増え、選択肢が広がっています。

選び方のポイント

チーズのバラエティ

国産クラフトチーズ
北海道や長野など、各地の工房で作られる個性豊かなチーズ。
カマンベール、ゴーダ、モッツァレラなど、食べやすいものから、ブルーチーズやウォッシュタイプなど通好みのものまで様々です。

輸入チーズの詰め合わせ
定番のコンテやミモレット、パルミジャーノ・レッジャーノなど、数種類がセットになったものは見た目も華やか。

チーズの加工品
スモークチーズや、ハーブやナッツを練り込んだチーズなども手軽で人気です。

燻製品の魅力

スモークサーモン、スモークチキン、スモークベーコン、スモークオイスター、スモークナッツなど、香ばしい燻香が食欲をそそります。

少量でも満足感があり、お酒がどんどん進むこと請け合いです。

セット商品

チーズとクラッカー、ドライフルーツ、燻製数種類がセットになったギフトボックスは、開けてすぐ楽しめる手軽さも魅力です。

お酒とのペアリング

チーズ:赤ワイン、白ワイン、スパークリングワイン、日本酒(熟成タイプ)、ウイスキー。

燻製:ビール(特にエール系)、ウイスキー、赤ワイン。

オススメの「チーズ・燻製(くんせい)」の手土産

CHEESE STAND (チーズスタンド)「出来立てフレッシュチーズ3点セット」

渋谷などに店舗を構える、フレッシュチーズ専門店。
毎日店内で手作りされる、出来立てのモッツァレラやリコッタチーズが人気です。
「街に出来たてのチーズを」というコンセプトで、新鮮なチーズを提供しています。

鎌倉ハム富岡商会「特選ももハム・焼豚詰合せ」

少し贅沢ですが、本格的なハムや焼豚はお酒のお供として間違いありません。
スライスしてそのまま、または少し炙って食べると風味が増します。

香ばしさと食感が魅力。「ナッツ・ドライフルーツ」

ヘルシー志向の方や、手軽なおつまみを好む方には、質の良いナッツやドライフルーツの詰め合わせがおすすめです。

選び方のポイント

ナッツの種類と加工

アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオ、マカダミアナッツ、くるみなど、様々な種類をミックスしたものが人気

素焼きだけでなく、スモーク、塩味、ハーブやスパイスで味付けされたもの、メープルシロップや蜂蜜でコーティングされた(甘すぎない)ものなど、フレーバーも多彩です。

専門店では、量り売りやおしゃれな瓶詰めで購入できることも。

ドライフルーツの質

いちじく、レーズン、アプリコット、マンゴー、プルーンなど。

砂糖不使用で素材本来の甘みを生かしたものが好まれます

チーズとの相性も抜群なので、セットで贈るのも良いでしょう。

パッケージ

スタイリッシュな瓶や缶、ギフトボックスに入ったものは、見た目もおしゃれで手土産にぴったりです。

オーガニックや無添加にこだわったものも喜ばれます。

お酒とのペアリング

ウイスキー、ブランデー、赤ワイン、ビール、カクテルなど、幅広く合います。

オススメの「ナッツ・ドライフルーツ」の手土産

DEAN & DELUCA(ディーン&デルーカ)「ドライナッツアソート木箱入 8種」

ピスタチオ、アーモンドなど8種類のナッツアソートです。
お酒と一緒にギフトにするのもおすすめです。

TOMIZ(富澤商店)「ドライフルーツ(無加糖・ノンオイル)」各種

甘くないドライフルーツ、例えばドライトマトや塩味のドライフルーツなどは、ワインやカクテルのお供に意外なほどよく合います。
素材本来の味を楽しめる無加糖・ノンオイルのものがおすすめです。

ちょっと通な選択肢。「高級珍味・加工品」

より個性的で、食通の方を唸らせるような手土産をお探しなら、高級な珍味やこだわりの加工品はいかがでしょうか。

選び方のポイント

魚介系の珍味

からすみ(ボラの卵巣の塩漬け・乾燥品)、このわた(ナマコの腸の塩辛)、いくらの醤油漬け、キャビア(国産も人気)、オイルサーディンやアンチョビの高級品など。

少量でも存在感があり、特別な日の贅沢なおつまみになります

肉系の加工品

生ハム、サラミ、パテ・ド・カンパーニュ、リエットなど。

ワイン好きにはたまらないセレクションです。

国産のクラフトシャルキュトリーも注目されています。

野菜の加工品

高級ピクルス、オリーブのマリネ、バーニャカウダソースなど。

野菜そのものの美味しさを引き立てる、質の高いものがおすすめです。

専門店やデパートのセレクト

こうした品は、デパートの高級食材売り場や、食材のセレクトショップ、専門店などで見つけることができます。

品質や産地、製法にこだわったものを選びましょう。

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お酒とのペアリング

日本酒(特に吟醸酒や大吟醸)、焼酎、ワイン、シャンパンなど、それぞれの珍味や加工品に合うお酒を選ぶのも楽しみの一つです。

「しょっぱい系・おつまみ手土産」を選ぶ際の心配り

出典:AND THE FRIET

相手の具体的な好みを考慮

「しょっぱい系」と一口に言っても、その種類は多岐にわたります。

相手が具体的にどのような味が好みなのかを考慮することが大切です。

例えば、塩辛いものが好きなのか、燻製された風味が好きなのか、ピリ辛なものが好きなのか、チーズが好きか、ナッツが好きかなど、事前にリサーチしたり、過去の会話からヒントを得たりするのも良いでしょう。

もし好みが分からない場合は、いくつかの種類を少しずつ詰め合わせたものを選ぶのも喜ばれます。

健康への配慮

健康志向の方へ贈る場合は、成分表示や製法に目を配りましょう。

無添加のもの、塩分控えめのもの、オーガニック素材を使用したものなど、健康に配慮した商品を選ぶと、相手への思いやりが伝わります。

また、カロリーや脂質なども考慮すると、より喜ばれるでしょう。

最近では、ヘルシー志向のおつまみも増えているので、選択肢も広がっています。

アレルギーの有無

相手に食物アレルギーがないかは、最も重要な確認事項の一つです。

ナッツ類、乳製品、卵、小麦、えび、かになど、アレルギーを持つ可能性のある食品が含まれていないか、必ず確認しましょう。

もし不明な場合は、原材料表示をしっかりと確認するか、アレルギー対応の商品を選ぶようにすると安心です。

相手の安全を最優先に考えることが、信頼関係を築く上で大切です。

パッケージの印象

手土産は、中身だけでなく外側のパッケージも印象を左右する重要な要素です。

おしゃれで洗練されたデザイン、上品で落ち着いた雰囲気、かわいらしいデザインなど、相手のイメージや渡すシーンに合わせたパッケージを選ぶと、より気持ちが伝わります。

風呂敷に包んだり、メッセージカードを添えたりするなどの工夫も、特別感を演出するのに効果的です。

しょっぱい系といえども、手土産としての体裁は重要。上品な包装や、センスの良いデザインのものを選びましょう。

賞味期限と保存方法

賞味期限が十分に長く、保存方法が簡単なものを選ぶことも、相手への配慮です。

すぐに食べられない場合でも、ゆっくりと楽しめるものを選ぶことで、相手に負担をかけません。

常温保存が可能かどうか、冷蔵・冷凍が必要かどうかなど、商品の表示をしっかりと確認し、相手に伝えるようにしましょう。

特に、遠方の方へ贈る場合は、日持ちするものが安心です。

これらの点を考慮して「しょっぱい系・おつまみ手土産」を選ぶことで、相手に「私のことをよく考えて選んでくれたんだな」という温かい気持ちが伝わり、より喜んでもらえるはずです。

おわりに

甘いものが苦手な方や、お酒好きな方へ贈る「しょっぱい系&おつまみ手土産」の特集、いかがでしたでしょうか。

定番のせんべい・おかきから、ちょっと贅沢なチーズや珍味まで、選択肢は実に豊富です。

大切なのは、相手の顔を思い浮かべながら、「どんなものが喜んでくれるかな?」と考える時間そのもの。その心配りが、きっと最高のスパイスとなって、あなたの選んだ手土産をより一層特別なものにしてくれるはずです。

ぜひ、この記事を参考に、心に残る素敵な「おつまみ手土産」を見つけてくださいね。

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